(3 декабря 2016) 毎年12月に行われる韓国最大の映画の祭典、「第37回青龍映画賞」の授賞式が25日夜ソウル市内で行われ、ナ・
ホンジン監督の映画「哭声(コクソン)」に出演した俳優の國村隼さん(61)が、男優助演賞を受賞しました。
「青龍映画賞」は韓国で最も権威のある映画賞の一つで、外国人俳優が受賞したのは初めてです。また、國村隼さんはインターネットなどでの一般投票で選ばれる「人気スター賞」も受賞しました。
「哭声」は、田舎町で次々に起こる殺人事件をめぐるサスペンススリラーで、國村隼さんは、奇異な噂の中心にいる謎に満ちた「よそ者」を鮮烈に演じ、好評を博しました。
授賞式で國村さんは「本当にありがとうございます。初めて韓国で撮った映画で賞をいただけるとは思わなかった」などと述べました。
「哭声」は、日本では来年3月11日に公開される予定です。